2014年06月18日

「奇人ファンハールの奇策」FIFA 2014 ブラジルW杯 スペインvsオランダ

色々書きたいことはあるんですが、眠くてどうにもなりませんね。まあ4年に一回のお祭りですからしょうがないって思ってるんですけど。

ファンハールって人はアヤックス時代に超攻撃的な3-4-3システムでCL制覇したり、バルセロナやバイエルンでの優勝経験もあり監督としての実績は十分あるんですが、リベリーに「ファン・ハールのときは生きる喜びなんてかけらもなかった」と言われたり、バイエルン時代に全選手とスタッフを前にズボンを脱いで『どんな選手だろうと名前に関係なく私は交替できる。なぜならキンタマがあるからだ!』と叫んだり、まあちょっと変な人です。

さて、前回大会の決勝カードが予選で激突というわけで、ファンハールが取った作戦はオランダの伝統的なシステムである4-3-3を捨てた5-3-2。

理由は「ロッベンとレンスのウイングの戻り遅すぎ!マジでむかつく!」…たぶん。スペイン相手に守りきれないと判断。

しかし、単純に後ろに重心を置いたわけではなかった。

ファン・ペルシとロッベンは2CBのパス出しをSBへのパスコースを切ることで中央へと誘う。
ブリントとヤンマートはサイドに張って相手サイドバックの縦への侵入を阻止。スナイデルはブスケッツをマーク、ダブルボランチはシャビとシャビ・アロンソをマーク、2CBはダビド・シルバとイニエスタにマンツーマンでついていく。

フォーメーション

つまりファンハールの狙いは、

ブロック間の隙間でボールを受けるのが得意かつドリブルでもボール運べるダビド・シルバとイニエスタに翻弄されてサイド崩されるくらいならゾーンで守るのやめて5バックのマンツーマンだ!
     ↓
サイドに展開させずにボールを中央へと誘導してフィジカルの強いDFとボランチでマンマークでシャビ・シルバ・イニエスタを潰しにいく
     ↓
回収したボールは自然と中央にあるはずなので近くのスナイデルに渡す
     ↓
スナイデルから両サイドに開いたファン・ペルシ、ロッベンへと高速カウンター

なのであった。

但し、相手はスペイン。どこかの国と違って「マンツーマンできてるでおい!」といってパニくらなかった。

マンツーマンの問題点は「いったいどこまでついていくのか?」にある。

シャビやシルバはそれを逆手にとってポジションをやたらと変更しはじめる。左右に動いたり離れたりくっついたり。

そして開いたスペースをジエゴ・コスタが突いて微妙なPKを得る。

はやくもプランが崩れたかに思えたのだが、ファン・ペルシの変態ヘッド、ロッベンの高速ドリブルという超人技で逆転。

カシージャスのやらかしもあって結果は皆さんご存知のとおり。

ファン・ペルシとロッベンという宇宙人二人あってのシステムなんですが一ヶ月ぐらいで4-3-3から5-3-2に変えても機能させちゃう(しちゃう)んだから凄いよね。

あまりに守備的ではないか?リアクションサッカーと批判されてもファンハールは何とも思わないだろうなぁ。

彼にとって勝利こそ正義だから。

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posted by dekasan at 21:09| Comment(0) | FIFA2014ブラジルW杯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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