2010年07月02日

岡田JAPAN総括

「準備あってこその結果」その準備がグダグダだったということは散々書いてきた。

まず、岡田監督の分析が甘かったこと。本人は大きく変えたつもりはないと言うかもしれないが、それまでの2年半とは戦術のコンセプトがかなり違っている。
コンセプトは同じで守備ラインを後方へ下げただけともいえるが、ターゲットマンを選ばず、サイドアタッカーも選出しなかった。
つまり、23人を選考した段階では戦術の変更を考えていなかったように思われる。本田1トップもジンバブエとの練習試合が初めてだ。

土壇場で博打を打ったのだ。

ここで現実的な戦術に変更したことは、一つの決断として評価するが、このへんの言いたいことは木崎伸也さんが「Number (ナンバー) オランダ戦 2010年 6/29号 [雑誌]」で語ってくれているので読んでください。

「相手の弱点を突く」というのは戦い方の基本だが、23人のメンバーが本来岡田監督がやりたいサッカーのための選出であったため、攻撃のためのオプションに事欠いた。
「相手の弱点を突く」のが岡田監督は得意というが、カメルーンとデンマークの左サイドが穴だというのはスカウティングでわかっていたはず(?)なのにサイドアタッカーを一人も選んでいないのも解せない。

現実的な戦術に変更したといっても、特に戦術的に非常に重要な存在だった左右のMFが、実質代えが効かない状態だった。DF時のサイドの挟み、攻撃時のドリブルでの運び、サイドからのクロスへの飛び込みなど、重労働を強いられていたが、松井・大久保の代わりとしてタスクを行える存在はいなかった。
本田が怪我やカードの累積で出られないという状況になっていたら、その瞬間に日本のプランは崩壊していただろう。
さらに言うならセンターバックは今回に限らずずっと代えが効かない状態だった。

また、データを見ると日本が一番走っているのだが、パス成功率がとても低い。
この短期間で効率の悪さの改善など出来ないが、ドイツが見せたような前の3人だけのカウンターも用意してほしかった。
パラグアイ戦では走行距離がかなり落ちた。燃費の悪いサッカーの影響が4戦目で出てしまったとも思える。

すべては準備不足である。

でも、こういうチームにしたのは評価してますよ↓



「強固な個」がまだ少ない日本は、しばらくは今回のようなGL突破しか出来ないであろう泥臭い戦い方とチリのように勇気を持って前に出る戦いとの狭間
で右往左往するのかもしれない。

パラグアイはベスト8進出に8度トライして今回初めて成功した。

我々は何回トライしなければいけないのだろう?

決勝トーナメントで最初にブラジルやスペインと当たることだってある。

まだまだ、この壁は相当に厚い。

それを「BEST4」という目標を掲げてしまったのは分析が甘かったとしかいいようがない。

後は、協会が「○○って言っちゃったね」などと結果をうやむやにしないで、ちゃんとバトンを受け取ってほしい。
そしてこのバトンの重さを感じてほしい。会長が出てきて、気紛れな一声で監督人事を左右するようなことはやめて欲しい。

まあ、でも強化としてはダメだったけど結果はほっとした。「岡崎観にいかない?」とかスタジアムに女の子を誘いやすくなった・・・・ってうち(札幌)はまだJ2だった(泣)。

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タグ:岡田Japan
posted by dekasan at 13:17| Comment(0) | 南アフリカワールドカップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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